連続育休って実際どう?メリットデメリットの紹介

こんにちは。

今回は、私自身が第一子と第二子の育休を連続で取得した経験をご紹介します。

私の周りのママ友では、連続で取得する人は1~2割くらいかな。基本は第一子の育休後、一度復帰している印象です。

まだ復帰はしていませんが、現状でメリット・デメリットを紹介していきますので、連続育休を検討している方の参考になれば幸いです。

目次

私自身の状況

まずは私がどんな状況で育休を取得したかですが、

2020年11月:第一子(息子)の出産のため、産休に入りました。
2021年2月:息子を出産し、育休に入ります。
2022年1月:約1年ほど育休の期間が経ったころ、第二子(娘)の妊娠が分かります。2022年の9月が出産予定となりました。
      2022年4月から1歳児クラスに入園することも考えました。しかし、4月に入園したとして5月に復帰、
      7月に再度産休に入ることになりそうだったので、息子の延長育休を延長しました。
2022年8月:娘の産休に切り替えをしてもらいました。
2022年9月:娘を出産し、現在2人目の育休に入っているという状況です。

現在休みはじめてから約2年経ちました。

メリット

まずは連続育休のメリットからご紹介していきます。

育休手当の金額が減らない

ご存じだとは思いますが育休手当は、[休業開始時賃金日額×支給日数]×67%(半年以降は50%)で計算されます。

復帰前よりも賃金日額がへると、手当も第一子の育休時より減ります。

時短で復帰する方が多いと思いますが、時短で復帰した場合、所得が減る=産休育休手当も減ることになってしまいます。

私の場合も例に漏れず、保育園に預けて復帰するなら、時短での復帰となりそうでした。

かつ、復帰前は住宅手当・近距離手当含めて、10万円ほどの手当が出ていました

実はこの各種手当も、賃金日額の計算に含まれるのです。

我が家は、出産を機に引っ越しをしたので、産後はこの手当が出ないことが分かっていました。

もし一度復帰して、その後再度育休に入るとなると、額面上10万も所得が減り、かつ時短となると少なく見積もっても3~5万/月は手当が減ってしまいます。

この点、連続で育休を取得すると第一子の出産前の金額で育休手当が計算されるので、ほぼ金額が変わりません。(多少条件次第でかわることがあるそうです)

育休手当もらえるだけでもありがたいですが、育児にお金はかかります。多いに越したことありませんよね。

つわり期間働かなくてよい

第一子の妊娠期間で一番つらかったのは、つわり中の仕事でした。

連続で育休を取得すると、辛いつわりの期間を、育児があるとは言え、家でゆっくりすごせるのはとてもありがたかったです。

いつでも横になったり、トイレに行くことができる環境で過ごすことができたのは大きなメリットでした。

また、体調不良で仕事を休むのも気が引けるのですが、そういったストレスもなかったのがよかったです。

働いているときは、毎日2~3時間残業がありましたが、息子と一緒に、正しい生活リズムで過ごしたので、体調不良も少なかったように感じます。

育児に集中できる

連続で育休をとることで、すぐに息子を保育園に入れることはありませんでした。

まだまだ小さい息子の成長を一番近くで見られるのはやっぱりうれしい。

息子とのゆっくり過ごせる時間が長いのはメリットでした。

また、連続にするくらいなので、子育てグッズもすべて残していました。

なので、第二子の育児はほぼ使いまわし。服もおさがりが9割。笑

新生児育児も1年半前のことなので、忘れてないからスムーズに対応できたように感じています。

デメリット

メリットがあればデメリットももちろんあります。

私が感じているデメリットはこちら。

職場を離れる期間が長くなる

復帰していない段階でこれを書いているのでまだわかりませんが、復帰して以前のように支障なく業務をこなすことができるのか不安です。

一般的な育休期間である1年であっても、「復帰したら浦島太郎気分」というのはよく聞きます。

それが2人連続となると、さらに感じるでしょう。私の場合は3年半ほどのブランクがあきます。

私の勤めている企業はサービス内容・人員ともに、かなりのスピードで変化があります。

きっと新卒社員や、転職してきた社員のような気分になるだろうと予想しています。

はたして大丈夫なのか…正直不安です。

復帰前に、仲のいい同僚からいろいろと現状を教えてもらっておかなきゃなと、やんわり思っています。

2人育児が大変

これは予想なのですが、自宅で2人の育児をする場合は、相当大変です。

連続育休を取得するとなると、0歳1歳(もしくは2歳)の2人育児になると思います。

0歳のお世話はもちろん、上の子もまだまだ甘えたい盛り。

食事も遊びもまだまだ一人ではできず、お手伝いしてあげる必要があります。

そんな2人のお世話をするとなると結構ハードなはず。

はず、と言っているのは、我が家の場合、産前産後の要件で保育園に入園することができたので、上の子は保育園に通ってくれているから。

私の住む地域では、一度入園してしまえば、下の子が満2歳になるまで退園する必要がないという、かなりの好条件。ありがたやです。

ということで、日中上の子が保育園に行ってる間は、下の子だけのお世話なのでかなり助かっています。

しかし、産前産後の要件で入園できなかったり、期間が限定されている地域もあると思います。むしろそっちのほうが多いはず。

この辺りは事前に自分の住む自治体の状況を確認したうえで、2人育児が現実的にできるのかは確認しておいたほうがよさそうです。

しておいてよかったこと

第一子の育休中に、しておいてよかったと思うことは、第二子妊娠がわかったら、職場に復帰しないことを早めに伝えるということ。

私の場合、妊娠が分かったのが1月でした。

心拍の確認ができたのが1月下旬ごろでしたが、そのタイミングで会社には報告しました。

4月から新年度を迎えるため、組織編成・人員配置の検討が2~3月で行われる企業が多いと思います。

事前に話をしておくことで、4月に復帰してくると思っている企業からしたらギリギリに言われても…とならないと思います。

安定期に入るまでは不安な気持ちもあると思いますが、会社にも自分にとっても早めに言っておいてよかったと思っています。

さいごに

私が、連続育休取得を考えた一番の理由は正直手当の問題でした。

第一子の産休に入る段階で、手当の計算をしていたので、可能な限り連続で取得したいと思っていました。

もちろん妊娠するかどうかにもよるので、すべて計画通りいくとは限りませんが、私のようにかなりお得になる方もいるのではないかなと思います。

連続育休を取得する計画を立てている方の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

アラサー共働き夫婦の妻|住環境に関わる仕事をしていましたが、2021年2月に長男を出産し、現在は育休中。2022年9月に第二子を出産予定。|旅好きで、学生時代はバックパッカーを経験。社会人になってからは福岡・北海道に1年ずつ転勤。引っ越し経験は10年で10回。|水族館と動物園が好き

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