子どもを授かった!手続きとか何から始めたらいいんだろう…。
妊娠おめでとうございます!
これから始まるマタニティライフ。身体に負担をかけないように過ごすことが大事とは理解しているものの、やらないといけないことがあるのは何となく察している。でも、何から始めるのかわからない。
初産婦であればなおさら、漠然とした不安がありますよね。
その不安のひとつ、「手続き」について解説します。
筆者夫婦も初めての妊娠・出産で右往左往した経験があり、同じ状況の方の不安が少しでも改善できればと思い、記事にまとめます。
「何もわからない」から、「なんとなくでも知っている」という状況になるだけで、心に余裕ができますので、ぜひ参考にしてください。
全体像を把握することのメリット
- 聞いたことはあるけど詳しくは知らないことなど、わからないことがわかる
- ゴールまでの道筋が分かることで、突発的な対応によるストレスがなくなる
- 夫婦で共有してタスクを把握することで、手分けして対応することができる
生まれるまでの全体像を把握しよう
妊娠~出産、育児まで様々な手続きがありますが、全ての手続きを一気に進めるのではなく、手順を踏んで約1年かけて進めていきます。
それぞれの名称は聞いたことがあるものが多いですが、似たような言葉が並んでいて混乱しやすいので注意が必要です。
妊娠週数を目安としてやるべきことを整理して図解してみました。
こちらの図解ですが、「妊娠期間(いつ)」を縦軸、「窓口(どこに)」を横軸とし、それぞれに「やるべきこと(何を)」をまとめています。
まずは上記の図解を夫婦で共有して、状況を俯瞰してみて、次にやるべきことや知りたい情報を把握しましょう!
産休に入るまではフルタイムで勤務しながらこれを対応していくのか…。
妊婦さんへの負担が大きいね。
検診には代わりに行けないから、家事は全面的に任せて!
手続き先の種類と窓口を理解しよう
雇用形態など、自身の状況により違いはありますが、手続き先の種類は主に3つ(病院・自治体・勤務先)です。
手続き先の種類 | 窓口 |
---|---|
病院 | 妊婦検診の病院(産婦人科) 産院(産婦人科) 歯科検診の病院(歯科) |
自治体 | 市町村区役所 保健所 支援センター などの公共施設 |
勤務先 | 事業主 担当者(人事部や労務部など) 健康保険組合※ 公共職業安定所(ハローワーク)※ ※勤務先が窓口となる場合が多い |
窓口は様々ですが、産院選びやお住まいの地域、雇用形態など、ご自身の状況により下記に絞られます。
【病院】妊婦検診の病院に産院の機能がない、里帰り出産などの場合は産院が別となります。また、妊婦歯科検診を受診する場合は、歯科医院となることが一般的です。
【自治体】保健所、支援センターなどはお住いの地域により違いがあります。妊娠を届出る際に市町村区役所で確認しましょう。
【勤務先】社会保険料を支払っている従業員の場合は表の通りです。フリーランス、専業主婦の場合は異なります。
手続きは多いけど、窓口は意外とシンプルでホッとした。
妊娠期間、週数、月数という考え方を理解しよう
初歩的なところですが、はじめのうちはなかなか慣れない妊娠期間の数え方。
上記図解の縦軸にしていますが、自分たちや赤ちゃんの状況を把握するうえで重要なポイントになります。
最終月経を起点とし、4週を1ヶ月として数えていきます。3ヶ月ごとに初期、中期、後期と分類されます。
妊娠期間 | 月数(週数) |
---|---|
妊娠初期 つわり期 | 1ヶ月~4ヶ月(0~15週) ※1ヶ月を妊娠超初期ともいう |
妊娠中期 安定期 | 5ヶ月~7ヶ月(16~27週) |
妊娠後期 準備期 | 8ヶ月~10ヶ月(28~40週) |
結局この数え方にはしばらく慣れず、妊娠記録アプリで確認していました。
病院の初診でわかる出産予定日をアプリに入力すると、週数や一般的な赤ちゃんの成長状況がわかります。
複雑で間違いも起こりやすいため、妊娠記録アプリの利用をおススメします!(男性には特に)
僕は5週目に母親に、「実は、いま5カ月だよ」と報告してしまい、実家が騒然となりました。笑
先回りして準備を進めよう
この記事は、全体像を把握することを目的とした内容になっています。
全体像が把握できたら、わからないことがわかるはず。ひとつひとつ、着実に手続きと準備を進めていきましょう!
自分たちに関係のあるものだけに絞って理解を深めるのが効率的!
最後に
お腹の赤ちゃんのことやつわりのこと、将来のことなど、はじめての妊娠では考えることが多く、悩んで、調べての繰り返しでした。そんな中でも刻一刻と出産が近づいてきます。
ゴールまでの道筋がわからないのに、後戻りできない道を歩いているようなものです。
ゴールまでの道筋となる全体像を把握するだけで、先回りして着手や準備することができ、それが心の余裕に繋がります。
とても大変ですが、限りのあるマタニティライフです。心に余裕をもって大切に過ごすために、ご参考にしていただければ幸いです。
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