【出産レポ】計画分娩を選んで大正解だった、第二子の出産記録

先日、無事に第二子となる女の子を出産しました。

息子の時は、陣痛開始から30時間以上かかり、最後は回旋異常で吸引分娩となった比較的難産でした。

それに比べて、娘の場合は、体感時間30分ほどで生まれて来てくれるという、自分でもびっくりする程の安産でした。

初めて計画分娩をしたのですが、計画分娩にした理由や出産日の進捗、そして感想を記録したいと思います。

先に言っておくと、計画分娩にして大正解だったなと思っています。

どなたかの参考になれば。

目次

里帰りなしの出産

第一子出産時は、地元への里帰りをしての自然分娩でした。

今回も里帰りするか悩んだのですが、里帰りせず東京での出産を選びました。

里帰りしなかった理由としてはいくつかあります。

  • 夫が第一子出産時に立ち会いできず、第二子では立ち会いたいという強い希望があった
    (もちろん、私も立ち会いして欲しかった)
  • 実家には姪っ子たちがよく来ていて母が姪っ子の世話だけで忙しそうだった
    (これ以上負担をかけるのが心配だった)
  • 第一子が保育園に通っていた

上記の理由で、里帰りはしませんでした。

特に、1つ目の立ち会いに関しては夫婦共に強い希望があり、今回の出産で一番叶えたいことでした。

計画分娩にした理由

「立ち会い出産にした」というのが第一優先の今回の出産。ただ、出産はいつ始まるかわからないもの。

土日や夜間の出産になってしまった場合、夫が第一子の世話をする必要があり、立ち会いができなくなる可能性がありました。

そこで、今回は促進剤を使って誘発分娩をすることにしました。(ちなみに、私が出産する産院では、第二子以降であれば誘発での計画分娩が可能でした。)

最近は、計画分娩というと、「無痛」をイメージしがちですが、無痛ではないので、陣痛は普通に来るし、痛みもあります。

産前に助産師さんと相談をして計画分娩することにしたのですが、その際メリットと感じたことは、
・出産日を決めることができる
・平日の日中出産となるので、土日や夜間出産で費用が上がるのを防ぐことができる
の2点でした。

計画分娩当日までの流れ

計画分娩の予約は、出産予定日の1ヶ月前頃に予約しました。

計画分娩の場合、出産日前日もしくは当日朝に入院をします。

どちらになるのかは、直前の検診での子宮口の開き具合によると伝えられました。

私の場合、予定日の1週間前の検診で、子宮口が3センチ開いていたので、当日の入院でも問題ないだろうと言われました。

この頃にはすでに前駆陣痛もあり、毎日計画分娩前に生まれてしまうのではないかと、ソワソワしながら過ごしていました。

計画分娩当日の流れ

ソワソワする私とは裏腹に、娘は無事にお腹の中に留まってくれ、計画分娩当日になりました。

9時

入院準備の荷物をもって、電車で病院まで1人で行きました。
夫は息子を保育園に送る必要があったので、後から病院に来てくれます。

9時20分

まずは内診から。この時点で子宮口は4cmでした。
陣痛室に案内され、着替えたり血圧を測ったりしてからNST開始。 

10時00分

赤ちゃんが元気であることが確認できたら、いよいよ促進剤を入れていきます。
15ml /hから開始。少なめの量から開始して徐々に増やしていきます。
すぐに定期的にお腹が張るようになりました。
このタイミングで、保育園に息子を送り届けた夫が合流しました。

10時30分

張りが痛みに変わっていきました。
と言っても、重めの生理痛くらいの痛さ。でもまだまだ余裕。
陣痛ってこんなもんじゃないなと思いながら、お笑いのラジオをかけて、夫と談笑していました。

12時00分

3分おきに30秒くらい痛みが訪れます。生理痛の重いときの2倍くらいの痛み。
痛みがある時は、動きが止まるけど、痛みの波と波の間はご飯も食べられるくらいでした。
昼食は7割ほど食べることができました。
促進剤を25ml.35ml.45mlと徐々に量を増やしていきます。

13時00分

その後も定期的にくる痛みに耐えます。
赤ちゃんの心拍を見ながら、10mlずつ促進剤を増やしていきます。

14時00分

75ml /hまで増やしてもらう。
3.4分おきぐらいで痛みがくるも、それほど痛みは強くない状況が続きます。
今日中に本当に生まれるかな?と心配しつつ、合間もパパと楽しく話す。
ちなみに、保育園のお迎えは17時。この時点で夫が保育園のお迎えに行くのは難しいなと思いました。
この日はお義母が遠方から来てくれたので、お迎えはお任せすることになりました。

15時00分

この頃になると、痛い時は、ふーふーと息を吐くレベル。
しかし、まだ子宮口は5cm。病院に来てから1センチしか進んでいない…
痛さは増していましたが、波と波の間はまだ談笑できるレベル。

15時12分

意外と進捗がゆっくりだったので、破水してもらうことに。
「破水したら一気に進むと思うよ」と助産師さんに言われていましたが、それが現実になります。
お腹の張りに合わせて先生に破水してもらいました。
お腹の中で「ぽこん」と音がして、羊水が一気にドバーと出てきます。
すると、次の痛みの波から、今までとは全くレベルが違う強い痛みがやってきました。
痛みがある時は、「んーんー」と声が出てしまうレベルに変化。ベッドの端をもって痛みに耐えます。
破水したら本当に一気に進み、すぐに子宮口7〜8cmくらいに開きました。
2回ほど痛みが来てから、合間をぬって分娩室に移動します。

15時20分

分娩台に上がったらさらに痛みが増しました。
横向きだと耐えられなくなってきて、いきみたい感じが出てきます。
引き続き、「んーんー」といきみのがし。割と大きめの声が出るようになってきます。
夫がずっと腰をさすってくれて、それだけで痛みが和らぎ、とてもありがたかったです。 

15時36分

ついに子宮口が全開に。
ただ、急展開すぎて頭追いつかず、全開してるのに何回かいきみのがそうとしていました。
助産師さんから、「いきんでいいよ!」と言われ、ハッ!としてがんばっていきみ出します。
5回くらい全力でいきんだ頃、「髪の毛見えてるよ!」と言われました。いよいよです。
「次の波で出したい!」と、頑張っていきむも、あとちょっとで出ず。
ギリギリで出ないと、頭が挟まっててめちゃくちゃ痛い…
「痛い、痛い」って言いながら次の波が来るまで待ちました。

15時43分

次のいきみで頭が出る感覚。
その後、肩と胴体を出す時にも軽くいきんで、最後はドゥルンと出て来ました。
そんな感じで、破水してからはわずか30分で、無事に娘が誕生しました。
生まれた直後から大泣き、とっても元気でめちゃくちゃ親孝行娘。この世へようこそ。
破水するまでは陣痛とは呼べない程の痛みだったので、実質陣痛に耐えた感覚としては、破水
後の30分のみ。
嬉しい気持ちはもちろんですが、まさかこんなに早く生まれるとは、、と驚きが大きい出産でした。
その後、カンガルーケアをして、初母乳もごくごく飲んでくれて、幸せいっぱい。
身長体重などの計測をしてからは、夫の初だっこ。
娘ちゃん、ニコニコふにゃふにゃしてて、可愛かったな。元気に生まれてきてくれて、ありがとう。

計画分娩の感想


今回計画分娩にしてみての感想は、

  • 最優先事項だった立ち会い出産することができた
  • 出産がとてもスピーディーだった(これは2人目だからというのも大いにあるが…)
  • 自然分娩だと、いつ来るかわからない陣痛にびくびくしなければならないがそれがなかった
  • 計画分娩にかかった費用はわずか430円(土日分娩だったら+50,000円はかかってたから地味に嬉しかった)

という感じでした。

いいこと尽くめだったので、私としては計画分娩にして大正解だったなと思います。

あと、立ち会い出産を今回の目標にしていたのですが、夫が思った以上に出産に感動していてそれが嬉しかったな。

生まれてから、夫は家事育児に今まで以上に積極的に。そして私にもとても優しくなりました。

理由は、「リスペクトと立ち会い出産の感動が忘れられないから」と言ってました。

立ち会い出産がこんなに男性にとって、大きい出来事だとは…!

そんなことも含めて、幸せいっぱいの出産になりました。

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この記事を書いた人

アラサー共働き夫婦の妻|住環境に関わる仕事をしていましたが、2021年2月に長男を出産し、現在は育休中。2022年9月に第二子を出産予定。|旅好きで、学生時代はバックパッカーを経験。社会人になってからは福岡・北海道に1年ずつ転勤。引っ越し経験は10年で10回。|水族館と動物園が好き

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