こんにちは。
突然ですが、先日息子が手術をしました。
実は、多趾症という足の指が多い先天異常があり、その整形手術です。
今日から、しばらく息子の多趾症について書いていきたいと思います。
息子の多趾症のことを書く理由
私自身、産後すぐに多趾症だと診断されて、すごく不安になり色々と調べました。
とても不安になることだと思うので、私の情報発信が少しでも参考になればと思い、私(息子)の通院・入院などの経験を書きたいと思います。
手術は生後1歳4ヶ月で行いましたが、生まれた頃からのことを振り返って書いてみようと思います。
息子の多趾症
息子の多趾症は、
・左足の小指が2本ある
・その2本がくっついている
という、いわいる多合趾症といわれる状態でした。
ちなみに、
・多趾症:正常より指(趾)数が多い状態
・合趾症:隣り合った指(趾)の一部または全部が癒合(くっついている)した状態
を言うそうです。
手のゆびを「指」、足のゆびを「趾」というので、息子の場合は多合趾症となるようです。
足の指がトータル6本あるのでちょっとびっくりする見た目ではありますが、
友達からはラッキーフィンガーとか、スペシャル指とか、ハート指とか、可愛い名前を沢山つけてもらいました。
実際、ちょっとかわいいんですよね。
出産後に気づいた多趾症
多趾症は妊婦健診中の超音波検査で気づくこともあるそうですが、息子の場合は産後に異常が判明しました。
息子は2021年2月に、予定日から2日遅れて生まれて来ました。
里帰り出産だったのですが、コロナ禍真っ只中で東京に住んでいたパパの立会はできず、実母に立会をしてもらいました。
陣痛開始から36時間と、とても時間がかかり、最後は吸引分娩で引っ張り出されて生まれた息子。
生まれた時は、少し心拍が下がっていたことから、産後すぐに私は抱っこさせてもらうことができずでした。
ほんの5秒ほど私の肩に息子の頭をのせてもらっただけで、息子はすぐに保育器に入ってしまいました。
分娩室で約2時間程私の処置・安静の時間を経て、病室に戻る前に、新生児室に寄りました。
ここで、初めてすこしゆっくりと保育器に入っている息子を見ることができました。
その時に、息子の足の指が6本あることを知りました。
知ったときの感想
最初に息子の足を見たときは、ただただ驚きました。
実は出産したときに先生方は気づいていたそうですが、ひとまず私にはだまっていたそうです。
出産直後のメンタルで多趾症を伝えるとびっくりしたり、落ち込んだりしてしまうのではないかという配慮だったそう。
翌日には、一度先生と面談しその際に伝えてくれる予定だったとのことでした。(見たらすぐ気づくけどね?笑)
配慮も虚しく?気づいてしまったのですが、一緒にいた看護士さんから、
「少ないより多いほうが、いいわよ。今は、手術できれいにできるしね」
と言われて、確かに少ないよりはいいか、と何故か納得したのを覚えています。
実はパパも多趾症だった話
ちなみに、立会をしてくれた実母は出産直後に先生から多趾症であることを聞いていたそう。
びっくりして(多分実母のほうが私よりびっくりしていた)、すぐに東京にいるパパに連絡してくれていました。
ところが、私もしらなかったのですが、パパも多趾症で生まれてきていたそうです。
だから、実母が連絡してもパパは落ち着いて聞いていたそう。
そして実母も、パパが多趾症だったが、今は全く問題ないことを知り、私の息子も大丈夫だろうと安心したんだとか。
私に対しても、パパも一緒だったんだからきっと大丈夫!と励ましてくれました。(ていうか、先に教えてよパパ!笑)
産院で新生児専門の先生に見てもらう
その後、産院で新生児専門の小児科の先生に診てもらうことができました。
多趾症ではあるものの、それ以外の身体は全く問題なさそうとのこと。
他にも何か気づいていない、もしくは見えない、異常な部分がないか心配していたので、そのことを聞いて安心しました。
先生からは、
- 多趾症は比較的事例としては多いこと(1000~2000人に1人の割合で起こるそうです。)
- 整形手術は、1歳前後で受ける方が多いこと
- もしかしたら遺伝的なものがあるのかもしれないねということ (後に整形外科の先生に聞いたら、実際は遺伝ではないそうです)
とお話がありました。
奈良にある産院で出産したので、東京での整形手術の紹介状は書いてもらうことができませんでした。
東京でかかりつけの小児科を見つけてそこから紹介状を書いてもらってねと言われました。
産後に息子の多趾症に気づいてから産院でのお話は以上です。
次は、東京に戻ってから、実際に手術する病院での診察のお話です。
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