息子の手術から早いもので、一ヶ月半が経ちました。
前回までは息子の手術までの内容でしたが、今回は息子が退院してからの様子です。
術後の過ごし方として、術前に先生から言われていた内容として、いつもと大きく違う部分は、
①3週間はギブスをつけている
②できる限り立ったり歩いたりしてはいけない
③シャワーのみOK、湯船に浸かるのはNG（濡れなければOKだけど難しい）
という感じ。
これ、動きたい盛りの1歳児にはまあまあ厳しい内容ですよね。
特に、私が、妊娠中で抱っこするにも長時間は厳しい状況だったので、②が一番大変だろうなという予想でした。
術後1週間の様子
退院してから2日間ほどは、体調も本調子ではなく、お熱もあり37～38℃を行ったり来たり。
動くのも少しつらい様子が見られて、お家でのんびり過ごしていました。
機嫌がわるいこともありましたが、どちらかというと、ぐったり元気がない感じでした。
退院して3日目くらいからようやくいつもの元気でにこにこな息子が復活。
ここから、「動きたいー！」という意志と、「ギブスが邪魔で動けないー！」の葛藤が始まります。
体調は戻ったものの、不機嫌はこの時期がMAXでした。
痛み止めの薬（座薬と飲み薬）を病院からもらっており、機嫌が悪いようだったら、無理せず痛み止めを飲んでねと言われていました。
ただ、私たち親としても、傷が痛いのか、動けないのがストレスなのか判断がつかず、薬を上げていいものか悩みました。
結局、2度ほど、お薬を飲ませましたが、機嫌は直らず。ストレスだったのかな、という見解。
ちなみに、家で座ったままの時間が長いことを予想して、新しいおもちゃをたくさん導入しました。
特に重宝したのが、この２つ。息子はとても気に入って、座ったまま2時間くらい遊んでくれます。本当に神アイテム。
きかんしゃトーマス レッツゴー大冒険
タカラトミー『 トミカと走ろう! ぐるぐるバスタウン 』
ポチップ
術後1週間検診
術後1週間のタイミングで、検診がありました。
ガーゼを外してもらうと、傷口はかなりふさがっている様子。先生からいい感じ、とほめられます。
ただ、私自身は初めて傷口を見たので、痛々しくて、心が痛かった…
先生曰く、もう傷口自体は痛くないとのこと。
機嫌が悪い場合は、動けないストレスだろうと言われました。（やっぱりそうかーって感じですね）
足先のガーゼを取り換えて、ギブスをつけなおし、15分ほどで診察終了。
治りがいいので、夏場でなければ、次回は3週間後でいいと言われたのですが、暑さで足が蒸れやすいので来週も一度経過観察しておきましょう、となりました。
術後2週間の様子
2週間目ともなると、すっかりギブスがついた状態での生活に慣れてきた息子。
子どもの適応能力って本当にすごいなあと日々感心します。
ちなみに、検診で傷口はふさがっていると聞いたので、この頃からちょっとギブスの付け方を変えました。（勝手に笑）
本来のギブスの付け方は、足先から太ももまで固定するのですが、これをしていると動きづらくて、息子がイライラ。
そして、私に当たってくるので、私までイライラ。という悪循環に。
太ももは固定せず足先からヒザ下までを固定するだけなら、多少立ったり歩いたりしつつも、足先が守られている状態になります。
この状態であれば、息子のイライラが激減。
ということで、お互いの精神衛生を考慮し、この方法が得策ということで、先生には内緒でこのギブスの付け方に変えました。
そして、この頃からは地域の支援センターなどにも遊びに行っていました。
あまり動けないものの、普段家にないおもちゃで遊べたり、私も先生とお話ししたり、お互い良いリフレッシュになっていました。
ちなみに支援センターには、生後2か月頃から通っていて、息子の足のことも当然話していました。
手術・入院を頑張ったことを、たくさんの先生に褒められて息子は嬉しそうでした。
術後2週間検診
2週間での検診ではすっかり傷口がかさぶたになっていて、とてもきれいですとお褒めの言葉をもらいました。
予定通り、3週間検診でギブスが取れそうとのことで一安心。
この日も傷口周りを消毒してもらい、足先につけているガーゼを交換してもらって終了。
ちなみに、消毒するときに、もう本当は消毒する必要ないくらいきれいだけどね〜との一言。一安心。
この日も、検診時間はほんの15分程でした。子どもの回復能力の高さにも驚きです。
術後3週間の様子
この頃になると、生活はほぼ日常と変わらず。
ギブスをつけたまま、歩くことにすっかり慣れてしまい、安静とは？って感じな息子。
ソファの上に登ったり、ダイブしたり、走り回ったり。本当に、手術したんだっけ？と思うくらい、元気でした。
ただ、無理はしない性格で、抱っこしてほしい時に、手を伸ばして、抱っこをせがむ頻度は、いつもより多かった気がします。
ちゃんと周りの人を頼れてえらいぞ。
お外で歩けはしないものの、ベビーカーに乗ってのお出かけであれば問題なくできていたので、座ったまま楽しめる水族館や空港での飛行機見学など、気晴らしでたくさん遊びに行っていました。
術後3週間検診
3週間で予定通り、ギブスをとってもらうことができました。
息子の場合、小指が外側に反らないように、手術から3週間ピンを入れて、小指が内側に向くようにしていました。
ギブスと一緒に、このピンを足から抜くのですが、見た目がとても痛々しい…
でも先生曰く、ピンを抜くのは全く痛くないそう。
実際、息子もピンが抜かれたことはおそらく気づいておらず、全く泣きもしませんでした。見てるこちらだけ、ひやひや。
でも、きれいに取れて一安心。
その後の様子
その後の生活ちなみにギブスを取ってからも2週間くらいは、ギブスをつけているときのように、ちょっとびっこを引くような歩き方をしていました。
おそらく、ギブスをつけて歩いていたときの癖がついちゃったのでしょう…少し心配しましたが、気づけば、違和感なく歩くようになっていました。
こんな感じで、あっという間にギブス生活が意外とあっさり終了。
術前に、先生から「立つのも歩くのも禁止、全て抱っこで！」と言われていて、かなり構えていたのですが、傷の治りがよかったのと、息子のナイスな順応力のおかげで、思っていたほど大変ではなかったなと思います。
もちろん、もっと厳密に動かないようにしていた方が良かったのかもしれませんが、手術から1ヶ月半ほどたった現在、特に問題なく、傷口もきれいです。
今後は月に1回の検診になるのでその様子もまたレポートできればと思います。
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