息子の多趾症のこと#6 無事に手術が完了

こんにちは。

引き続き息子の多趾症のお話です。

前回は手術前日の話について書きました。

今回は、いよいよ手術当日から翌朝のお話です。書いてたらとっても長くなってしまいました…

目次

6時30分:起床

息子は、病院で回りがざわざわしている中ですが、いつも通り朝までぐっすり寝ることができたようです。

7時までに水分補給を済ませておく必要があったので、6時半に起床しました。

ちなみに、いつも7時起きなので、パパが起こすまで起きなかったそう。よく寝たね。

8時00分:薬を飲み

手術当日は朝ごはんが食べられないので、お腹がすいてぐずぐずしてきた頃。

麻酔を効きやすくするために、8時にうとうと眠くなる薬を飲みました。

8時40分ごろ、ちょっと眠くなりつつ、病室からベッドごと、手術室まで移動します。

手術室に入るまえの前室?のようなところで、ようやく私は息子と再会しました。

本当ならこの段階で寝ているかもと言われていましたが、ちょっと眠そうな息子と手術前に無事に対面できました。

息子は私の顔を見るなり、「ママ~!」と、半泣きで抱っこを求めてきて、胸がギュッとなりました。

10分ほどの短い時間でしたが、「頑張ってね」と息子とお話したところで、手術室に入ることに。

手術室から出てくるまでは大体3時間です。

麻酔を入れてから手術まで1時間、手術1時間、麻酔から目覚めて1時間の合計3時間。

抱っこで連れていかれましたが、緊張して息子は大泣き。つられて泣きそうになりました。

11時00分:主治医の先生からの説明

手術が終わるまで、ひたすら待合室で待ちます。

外で息子抜きのパパとの時間は久しぶりな気がします。

パパと、昨晩のこと、病室のこと、息子がどんなふうに過ごしていたか、手術後どんなふうに過ごすかなど、いろいろとお話しながら待ちました。

11時頃に、主治医の先生が手術室から出てきて、手術についてお話がありました。

内容としては、

  • 手術は成功したこと
  • 手術の内容
     ー息子の場合は、小指2本のうち、薬指側を切除する形でした。
     ー残した小指が、生まれてから1年の間に外側(薬指側ではない方向)に開いてしまったているので、ピンを刺して内に向くように処置していること  

という内容で、術前と術後の写真を見せてもらいつつ、説明を受けました。

ピンが刺さっている写真は痛々しく心が締め付けられました。

ちなみに、手術の方針については、ある程度決まっていましたが、詳しい内容は実際切ってみないとわからないと言われていたので、手術の内容はこの時に初めてわかったのです。

この後、もう1時間ほど、麻酔から目覚めるまで、待合室で待つことになります。

12時00分:術後の息子と対面

息子が麻酔から目覚めたということで、手術の前室に呼ばれました。

寝ころんだまま、身体をベッドに拘束された状態の息子と対面です。

息子は、手術室に入るときに、ベッドに乗せておいた救急車を握りしめて出てきました。

まだ、麻酔でぼーっとっしていましたが、再会したら、「パパ、ママ」と小さい声で、泣きながら呼んでくれました。

その後、10分ほど前室で話す時間がありましたが、息子は「きゅうきゅうしゃー、ぷーぱーぷーぱー(ぴーぽーぴーぽー)」
といつも通りマイペースにお話ししていました。

看護士さんたちからは、

「すごく上手に麻酔から目覚めたね!」
「手術がんばったんだよね!」
「強いね、余裕そうだね!」(救急車と連呼しているのを見て)

と、たくさんほめてもらいました。

確かに想像していたよりも、取り乱したりせずに、落ち着いた様子でした。頑張ったね、息子。

もちろん、腕についた管を嫌がったり、身体拘束を外そうともぞもぞしたりしていましたが。

いつもの息子を見て、一安心でした。

12時30分:病室に戻る

病室に戻ってくると、身体拘束のバンドをとってもらえるかと思いきや、たくさん動いてしまうので、結局外してもらえないことに。

手には点滴、身体拘束され、足にはサチュレーションがついた状態。

手術したほうの足は、心臓よりも高くしておく必要があり、クッションの上に置いた状態でした。

最初はぼーっとしていましたが、麻酔が切れて意識がはっきりしてくるほど、身体を動かしたくなる息子。

足はガーゼで覆われギブスで固定し、クッションの上に。腕には点滴が。

ひたすら腕を振ってなんとか管を外そうとしているのをなんとかなだめていました。

13時30分:術後初めての水分補給

ようやく、術後初めての水分補給。

術後は水分摂取量もしっかり管理されていて、最初の水分補給は、100mlのみ。

一気に飲み干して、もっと欲しそうにしていました。

朝7時に水分をとってから久しぶりの水分補給だったのできっと喉がからからだったんだろうな。

ここで、初めて身体抑制のバンドが外されて、すこし自由に動き回れるようになりました。

動けてすこし気分が変わったのか、大好きな車のおもちゃでしばらく遊んでいました。

ただ、やはり、のどが渇いているのと、この時に少し熱が出てきて、徐々に不機嫌に。

38℃越えだったので、看護師さんに氷をもらって背中に背負わせてクールダウン。

保冷剤を背負って車で遊ぶ息子

そしてここで、持ってきていたiPadで見れるYouTubeが大活躍。

大好きな車の動画を見てなんとか次の水分補給まで我慢できました。

14時30分:術後はじめての食事

手術から2時間ほど経って、熱を測ってもらい、ようやく初めての食事の許可が降りました。

ごはんの時間は過ぎているので、軽食として食パンと、ブドウゼリーです。

水は特に量の制限も無くなったので、500mlペットボトルのお水が支給されました。

いただきますだね!と言いつつ、私が手を拭こうとして、ウェットティッシュを取りに行った隙に、1口目を頬張っていました。

よっぽど我慢してたんだね。

ということで、かぶりついた後の食パン。笑

しっかりと軽食を食べることができたので、腕についていた点滴を外してもらうことができました。

15時00分:お昼寝

お腹が満たされたのか、なんだかぐずぐず。

抱っこすると、即お昼寝でした。

手術した方の足は心臓よりも高い位置にしておく必要があったので、クッションの上に置いて、おやすみです。

ここで、ママの付き添いは終了し、夜付き添い入院してくれるパパにバトンタッチでした。

(ちなみに入院前は、付き添い以外の人は病棟へは入ってはいけないと聞いていたのですが、手術後の流れでサラッと入れていました…意外と緩いのかな)

16時00分:主治医の先生による診察

主治医の先生が病室にきて、状況を診てくれます。

ここで、退院が手術から2日後になることに決まりました。

17時30分:まさかの急展開で大部屋に移動

主治医の先生の診察が終わり、病室でyoutubeなどを見たりしながら時間をつぶしていると、看護士さんから、まさかの大部屋への移動を言い渡されました。

なんと、個室が必要な感染症の急患が出たとのこと。

そして個室の中で一番元気だった息子が追い出されることに…

こんなこと、日常茶飯事なんだろうけど、入院初めてのコチラとしてはびっくり。

大部屋だと付き添いができないので、早めに退院したいとお願いしたら、手術翌日に退院することになりました。早!

ちなみに、手術当日だったので、この日は特別に大部屋でも付き添いすることを認めてもらいました。

18時00分:大部屋へ移動

大部屋に移動して、夜ご飯。

お昼も軽食だったからか、周りの子たちが泣く中(18時は付き添いの方が帰る時間らしい)、しっかり完食したそうです。

夜ご飯食べてからは、パパの抱っこで少し院内をお散歩したそう。そしてYoutubeを見ながらこの日は寝落ち。

手術当日の夜

早めに寝ることはできましたが、しかし夜は長く、、夜中に高熱が出て、ナースコール。

座薬を入れてもらって、少し落ち着きました。

夜中の2時頃に、聴診してもらったり、大変だったそうです。

その後も、大部屋なこともあり、周りの子の泣き声で起きてしまったり、本人が辛くて起きて泣いたりと、パパはかなりの時間抱っこしてくれていたみたい。

当初は私が付き添い入院する予定でしたが、この話を聞くと、既にお腹が大きく(妊娠8ヶ月)長時間抱っこはかなり厳しかったので、パパにお願いしてよかったなと思います。

本当に、息子もパパもよく頑張った1日でした。ありがとう。

手術翌日

手術翌日、朝ご飯はしっかり完食して食欲は◎

ただ、ずっと38度越えのお熱で、ぐったりしたり、機嫌が悪かったり。

9時ごろから整形外科での健診。

退院後のために、ギブスの付け外しのし方を教えてもらったり、痛み止めや解熱剤についての説明を受けます。

1週間後に次の検診の予約をとり、10時ごろには病室を出て退院しました。

ということで、無事に手術が完了しました。

そして想定よりかなり早く退院することが出来ました。

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この記事を書いた人

アラサー共働き夫婦の妻|住環境に関わる仕事をしていましたが、2021年2月に長男を出産し、現在は育休中。2022年9月に第二子を出産予定。|旅好きで、学生時代はバックパッカーを経験。社会人になってからは福岡・北海道に1年ずつ転勤。引っ越し経験は10年で10回。|水族館と動物園が好き

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