生後6ヶ月の息子とキャンピングカーでの車中泊旅に出ることにした私たち。
息子にとっては今までで一番大きな挑戦になります。
もちろん、私たち夫婦にしても、子連れ旅はじめてのことばかり。
息子の体調は大丈夫か?
生活リズムが崩れてしまわないか?
コロナは大丈夫?
など不安なことはたくさんありました。
しかし、息子が生後6ヶ月を迎えたタイミングで思い切って旅に出ることに。
今回は、「旅の目的」と「なぜこのタイミングにしたのか」をお話します。
なぜ旅に出ることにしたのか
まずはこの旅の目的から。
この旅をしようと思い立ったのは、「今しかない赤ちゃんの息子と両親・しを会わせたい」という気持ちからです。
コロナ禍(2021年2月)での出産だったため、京都に住む私の両親には里帰り出産以来、会えていません。
長崎に住むパパの両親には生後1ヶ月のときに、お宮参りをした際、1度だけ、しかも数時間しか会えていない状況です。
ましてや、パパの祖母(息子の曾祖母)にはまだ会わせることができていませんでした。
おばあちゃん子なパパとしては、特に祖母に会わせたい気持ちが強かったようです。
コロナ禍なのでなかなか気軽に遠方に足を伸ばすのは難しいとは理解しつつも、これは悲しすぎる・・・
普段は「みてね」や「Google Photo」を通じて写真を共有していますが、やはり赤ちゃんの間に、会わせてあげたいなと常々思っていました。
そこで、今しかない赤ちゃんの期間を、家族に見せるためにこの旅をすることにしました。
息子が生後6ヶ月のタイミングで旅に出た理由
息子が生後6ヶ月で旅行した理由は、いくつかあります。
予防接種が落ち着くタイミング
乳児は生後2ヶ月〜6ヶ月くらいまでは、BCG・B型肝炎・Hibなどなど毎月様々な予防接種を受ける必要があります。
生後6ヶ月頃は、その予防接種がある程度落ち着いた時期にあたります。
息子も生後2ヶ月から定期的に小児科で予防接種を受けて、しっかりと病気を予防してきました。
息子は生後6ヶ月の予防接種後、しばらく予防接種の予定がなかったため、生後6ヶ月〜7ヶ月半頃を狙って旅行に行くことにしました。
また、東京から出発する前に、6ヶ月検診も受けておき、成長や日々の健康で心配なことはお医者さんに質問しクリアにしておきました。
普段通っている皮膚科にも行っておき、お薬も多めにもらっておくなどの準備もあわえせて行いました。
生後6ヶ月が一番旅行しやすい時期という噂
先輩ママたちからの助言
先輩ママたちによると、
「首や腰がすわってから、歩くようになるまでの間が一番子どもとのお出かけが楽」
とのこと。
確かに生後6ヶ月ごろまでは、
- 生活のリズムが整っていないことがある
- 何泣きかわからないことがある
- 授乳頻度が高い(時間が縛られるし、親も体力が必要)
と、なかなか長期のお出かけは大変。(もちろん個人差はあります)
逆にもう少し経って、歩けるようになるころは、
- 人見知り場所見知りすることがある
- 動き回ってじっとしていられない、目が離せない
- 抱っこで長距離歩くのが大変(親が)
など、それはそれで大変だそう。
生後6ヶ月が生活リズムも整いだし、親としても泣いたときの対処もできる。
かと言って大きく動き回ることもない。
確かに、今が楽に旅するチャンスだなと感じていました。
実際生後6ヶ月での旅行は正解だったのか?
これに関しては、我が家の場合は、大正解!と言いたいです。
生後6ヶ月頃の息子のスペック(笑)は、
- おすわり:安定している
- つかまり立ち:できるけどまだまだ不安定
- 伝い歩き:1歩くらいならできる
- ハイハイ:できるけど、スローペースで動く
- 体重:7kgほど
という成長具合でした。
なので、実際旅に出てみると、
- 初めての場所ではそこまで動き回ることはない
- おすわりができるので少し待たせたりする間らくちん(特にお風呂)
- まだまだ軽いので2〜3時間くらいの抱っこで観光も可能
という感じで、とても快適に楽しく旅行ができました。
また、6ヶ月未満のころは爆笑することはほぼなかったのですが、6ヶ月をすぎると、ケタケタとよく笑う様になりました。
なので、表情豊かな写真を残すことができたのも良かった点の1つです。
今後歩き出したときに、お出かけがどのくらい大変になるのかは、まだ想像ができません。
しかし、少なくとも生後6ヶ月未満の頃よりは6ヶ月過ぎのほうが旅行には適しているなと感じました。
もちろん、「我が家の場合は」なので、一概には言えませんが、赤ちゃんと旅行するなら、生後6〜7ヶ月はおすすめの時期といえそうです。
車中泊しやすい気候
今回は車中泊をすることにしていたので、息子が車中泊をしやすい時期であることも条件の1つでした。
キャンピングカーにはエアコンが付いているものの、やはり暑すぎても寝苦しいし、エアコンで体調を崩さないかという心配も。
逆に寒すぎても、風邪をひいてしまわないか心配です。
そこで、暑さも少し和らいだ、9月に旅することにしました。
結果、寝るときは換気扇+窓を1箇所あければ快適に眠ることができました。
もちろん、観光地を巡る間も、とても気持ち良く過ごしやすい気候でした。
コロナワクチンの摂取完了
やはり一番心配していたのはコロナの状況。
私たちの自治体は30歳前後の私たちでも、比較的早い段階でコロナワクチンの摂取をすることができました。(ありがたい)
ワクチンを摂取し、抗体ができたころに旅の日程をあわせました。
残念ながら、息子はまだコロナワクチンの摂取はできません。
しかし、母乳から抗体が移行する可能性があるという研究結果も出ているようなので、そこに期待することに。
年配の親戚にも会うことから、もちろん、出発前にPCR検査も受けて陰性を確認しました。
行けるときに行っておこう
最後は、この一言に尽きるのですが、行けるときに行っとこ!です。笑
まずは私たちは、現状の生活をしている中で、長期旅行に行けるタイミングなんてそうそうないです。
フリーランスならまだしも、会社員なので、長期休暇はとれても1週間ほど。
しかも、一般的に長期休暇が取れる盆や正月など、旅行に行くには人が多く、料金も上がる時期です。
そういったこともふまえると、もう育休中の今しかないね!ってことで今回の3週間旅行に行くことを決断しました。
生後6ヶ月での旅行、大変だったことは?
先程生後6ヶ月での旅行が大正解と言いましたが、もちろん大変だったこともあります。
一番大変だったのは、親がご飯を食べている時です。
生後5ヶ月から離乳食を初めた息子は、基本的に共食(親と同じタイミングで食べる)することにしています。
なので、私たち親がご飯を食べると自分も食べなきゃ!という気持ちになって、お口をもぐもぐ・よだれだらだらになります。
しかし生後6ヶ月のころは、2回食のため、昼食の間は、ただただ待ってもらうしかないのです・・・
食欲旺盛な息子は、「自分も食べたいー!」と待ってる間はやんやん騒いでしまいます。
お腹が空いていなかったとしても、じっとイスに座っているのは難しいので、ゆっくりご飯というわけにはいきませんでした。
せっかくの観光地での美味しいご飯も、基本早食いせざるをえないのは、ちょっと残念。
生後7ヶ月くらいからは、おやつを食べることができるようになります。
こうなると、私たちがご飯を食べている間、ポリポリ時間をかけながら赤ちゃんせんべいを食べて時間を潰してくれるようになっています。
なので、ご飯に関しては、 7〜8ヶ月くらいの方が楽だったかなと感じました。
まとめ
大変なことが0だったというわけではありませんが、生後6ヶ月かつ気候の良い秋に旅行することができて、思ってたほどの大変さはありませんでした。
なにより、息子に会えたときの家族の顔を見ることができて、たまらなく嬉しくなりました。
赤ちゃんとの旅行について検討されている方の参考になれば幸いです。
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