生後6ヶ月の息子を連れて、約3週間のバンライフを実施した私たち。
息子が産まれる前から、育休中に息子とバンライフに出たいと思っていました。
息子が産まれ、生後2ヶ月くらいから、具体的に考え出し、出発の1ヶ月前から本格的に準備をしました。
私たちが実際に行った、赤ちゃんとバンライフに出るための準備についてまとめました。
息子の健康管理(生後2ヶ月〜)
一番大事なことは家族全員が、元気に健康に旅をすること。
特に、息子の健康状態は最優先事項だと考えています。
事前の準備としてやったことは3つ。
予防接種を受ける
これは当たり前のことなのですが、生後2ヶ月から受けることができる定期的な予防接種。
順調に受けていれば、生後6ヶ月頃には一段落します。
旅行前に、ある程度の予防接種を完了させておきました。
6ヶ月検診を受ける
6ヶ月検診では、発達状態、健康状態を診てもらうことができます。
息子の場合は、比較的身体を動かすことに関しては成長速度が早かったので、6ヶ月になってすぐに6ヶ月検診に行きました。
授乳のことや、離乳食のことなど、少し気になっていたことも合わせて確認できたので、旅行前に気持ちがスッキリ。
出発前に常備薬を多めにもらう
息子の場合、毎月皮膚科で保湿剤や肌が荒れたときのための薬をもらっています。
旅行・帰省中は、しばらく皮膚科に行くことができないため、事前に2ヶ月分の保湿剤をもらっておきました。
息子の場合はその他は薬を使っていないので、皮膚科にだけ行きました。
他に常備薬(乳児だとあまりないかな?)があれば多めの準備がおすすめです。
離乳食の準備をする(生後5ヶ月〜)
生後5ヶ月からスタートした離乳食。
旅行中は、キャンピングカーにキッチンは付いているものの、料理はほとんどできません。
そもそも冷蔵庫が小さいから食料保管が難しいし、冷凍庫もないから離乳食の冷凍保管もできない。
なので旅行中は、全食ベビーフードを利用することにしました。
ベビーフードで1ヶ月半過ごすために色々と準備を進めていきました。
離乳食スタート段階
生後5〜6ヶ月前半で意識したことは、新しい食材を終わらせること。
生後7ヶ月からはパウチに入った離乳食も食べていくことを想定して、新しい食材をできる限り旅行前の自宅にいる間に、積極的に挑戦するようにしました。
新しい食材のトライは、基本小さじ1杯から始めるので、本当に少量の食材を、バラエティ豊かに食べさせなければならず、結構大変でした。
でも、いざ旅先で新しい食材でのアレルギー症状が出てしまっては、それのほうが大変です。
それを考えるとやっておいた方がよいなと思い頑張りました。
実家での離乳食
もちろん実家であれば、離乳食を作ることはできたのですが、旅行でいきなりBFになって、
・息子が問題なく食べることができるのか
・私たちが用意に手間取らないか
心配だったので、実家にいる間からベビーフードに慣れていくことにしました。
結果全く問題なしだったので、旅行中だけでなく、帰省中もすべてベビーフードを利用しました。
いつ離乳食を購入したのか
旅行に行く前の準備段階で、旅行の前半で必要な離乳食を購入しておきました。
生後7ヶ月頃からは食べることができるものが変わってくるため、全日程分買っておくのではなく、あえて前半分だけにしました。
息子の食べる様子を見ながら、生後7ヶ月近くなったタイミングで、旅行中に西松屋やドラッグストアに寄って離乳食を追加で購入していきました。
実際に購入したもの
出発時に購入したもの
お湯で溶かすタイプの離乳食です。
- 和光堂 手作り応援のシリーズ
野菜・肉・魚などをバランス良く混ぜながらあげていました。
お湯を入れてダマにならないように溶かせば完成です。
ただし、一封で出来上がる量はそれほど多くありません。
結構な量を食べるようになってくると、毎日同じものを上げる形になってしまうのが難点。
- 和光堂さんの国産素材フレークのシリーズ
手作り応援シリーズにかさ増しするのに便利です。
かぼちゃやコーンの素材の味がしっかりしていて、個人的にはこのシリーズがお気に入りです。
途中で購入したもの
西松屋などで売ってるパウチがセット売りになっているものを買って毎日日替わりで違う物をあげていました。
美味しかったからか、これを食べだしてから、息子の離乳食へのやる気がより一層増した気がしています。
- 和光堂のグーグーキッチンシリーズ
これまでは粉をとかしただけのトロッとしていた離乳食に少し固形が入ってきます。
同じシリーズ内でも固形の大きさがまちまちなので、うどんなどは少し固形に慣れてからのほうが良かったです。
- ビーンスタークのベビーフード 素材満載シリーズ
7ヶ月で食べられるものは他のパウチのものに比べて粒が小さくて食べやすかったような気がします。
息子は購入したパウチの離乳食の中で、ビーンスタークの完熟トマトとツナのリゾットが一番のヒットだったようです。
- キューピーのハッピーレシピシリーズ
こちらは詰め合わせがなかったので単品で購入しました。
予算を決める(出発1ヶ月前)
夫婦2人で育休を取得している私たち。
それほど余裕があるわけではないので、できる限りの節約旅です。
大体の1日出費×旅行日数で、大体の旅行の費用を事前に計算しておきました。
1日の目安金額
食費 4,000
宿泊代金 2,000
ガソリン代 3,000
高速代 3,000
観光 3,000
合計 15,000
実際の旅行中は、もちろんこの予算通りには行きません。笑
1日の中で宿泊費がかからない日は、ちょっと豪華にご飯を食べたり、
前日に観光を全くしない場合は、翌日お金のかかるアクティビティをしたり。
そんな風になんとなく調整しながら、大体1日15,000円というのを頭に入れた上で、日々活動していきました。
スケジュールとルート決め(出発1ヶ月前)
スケジュールは細かく決めたいところですが、何が起こるかわからないのが子連れ旅。
そこで、あまりガチガチにスケジュールを決めることはしませんでした。
絶対に行ってみたいところを決めて、それに合わせてなんとなくのルートとスケジュールを組んでいきました。
実際のスケジュール
実際に計画をしたスケジュールは以下の様な感じ。
9月1日 東京→京都の実家へ移動
9月2〜4日 準備・買い出し
9月5〜7日 練習旅
9月8〜9日 実家
9月10〜15日 京都→(中国地方)→長崎
9月16〜17日 パパの実家(長崎)
9月18〜25日 長崎→(九州・四国)→京都
ママの実家である京都〜パパの実家である長崎の往復ルートです。
その間、車中泊しながら行きは中国地方・帰りは九州・四国を周るという計画です。
コロナ対策(出発1ヶ月前)
東京から京都・長崎の実家に帰って、大事な家族や友達に会うのが今回の旅の目的です。
私たちが自宅を出発する頃は、まだまだ全国で1番染者数が多かったのが東京でした。
絶対に、地元にコロナウィルスを持って帰ってはいけないのです。
ということで、コロナ対策はしっかりと行いました。
ワクチンの摂取
旅行のタイミングは、夫婦2人がワクチン摂取が完了するまで待つことに。
幸いにも私たちの住んでいる自治体は比較的20〜30代の摂取も早めに摂取することができました。
息子は摂取できませんが、完母のため、母乳からの抗体移行に期待することにしました。
PCR検査
ワクチンの摂取に加えて、PCR検査も行いました。
結果は、もちろん陰性。(結果がでるまでちょっとドキドキでした)
ここまでやった上で、京都に帰りました。
感染対策グッズも準備
旅行中は、できる限りの対策をするために、アルコール、除菌シートなどをたくさん買って持っていきました。
長期旅行の事前練習(出発直前)
先程のスケジュールにも少し記載しましたが、長期で車中泊をする前に、2泊3日でキャンピングカーでの練習旅を実施しました。
事前練習をした経緯
私たちは、息子を連れての旅行自体が今回初めてでした。
しかも車中泊。
最初は、いきなり長期旅行するつもりでしたが、
・息子が車内で夜ぐっすり寝れるのか?
・長時間の車移動に耐えられるのか?
・お風呂は嫌がらずに入れるのか?
などなど、考えれば考えるほど、日常生活のすべてが不安!
あと、パパが初めて運転するキャンピングカーの運転技術も、地味に大きめの不安要素でした。(小声)
結果、「これはやっぱり練習が必要じゃない?」ってことで、2泊3日で練習旅行を決行しました。
練習旅の内容
練習で訪れたのは、和歌山と三重。
京都の実家から、紀伊半島をぐるーっと1周する2泊3日のコースです。
練習旅行で初めての車中泊・温泉・長距離移動を行ってみて、ある程度バンライフっぽいことはできると確信。
練習旅から実家に戻ったタイミングで、足りないと感じたものを追加で購入もできたので練習旅はして良かったなと思っています。
長期旅行に行くなら事前に、小旅行に行っておくのが安心だなと思いました。
車の手配をする
ちなみに一番重要な、移動手段の確保ですが最後に書いたのには理由があります。
私たちの場合、とてもとてもとてもラッキーで、なんと私の父がキャンピングカーを所有している。
そしてそれを無償で貸してくれるとのこと・・・!
ということで、無事に車の確保もできたので、準備は完了です。
まとめ
やることはとにかくいっぱいありましたが、楽しい旅行を想像すれば、なんのその〜!
息子の健康管理や離乳食については長期間での準備が必要なので、はやめから進めておくのがおすすめです。
旅の参考になれば幸いです。
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