渋谷区にできた新しい支援センターcoしぶやに行ってみました。
最初に言っちゃいますが、無料の遊び場にしては、かなりクオリティが高い!
しかも、渋谷区の支援センターですが、区民はもちろん、区外からの利用も可能なんです。
とっても優しいくて素敵な空間を、レポートします。
coしぶや(こ・しぶや)とは?
このcoしぶやは、妊娠〜子育てまでをトータルでサポートしてくれる、2021年8月にできた施設「渋谷区子育てネウボラ」の2・3階に入っています。
施設の全体像はこんな感じ。
2・3階の支援センター以外4〜8階には、教育センター・保健相談所・家庭支援センターが入っています。
子育て中のママにとってはとても心強い場所ですね。
1階がエントランスで2階へと続く大階段。
ここはフリースペースで、絵本がたくさん飾られているので、予約不要で自由に読んだり遊んだりできます。
2階がアトリエ・コミュニティカフェ「coの食卓」・プレイグラウンド。
1階同様自由に利用可能ですが、アトリエは利用登録が必要だそうです。
どちらも人がいっぱいな場合は、1階の大階段の所で時間を潰すことができます。
3階は予約が必要な子育てひろば。メインの遊び場所ですね。
写真はないのですが、屋上には天然芝のテラスがあるそう。
ちなみにこの屋上テラスは区役所が開いている時だけ開放されているようです。
そうとは知らず、日曜日に行ってしまったので、屋上は入れず…というか、そもそもこの日は土砂降りだった。残念。
平日に行ったときにまた遊んでみたいと思います。
概要・アクセス・予約について
住所:東京都渋谷区宇田川町5-6 2・3階
開館時間:9:00~17:00
休館日:火曜日午後、土曜日、祝日
公式サイト:https://shibuya-city-neuvola.tokyo/
渋谷駅からも歩くことができますが、渋谷区役所前のバス停から降りてすぐなので、バスも便利です。
コロナ禍なので、一番メインの3階子育て広場は予約制です。
予約制ってちょっとめんどくさいな…と思ってしまうかもしれませんが、嬉しいポイントもたくさん。
・ネット予約が可能
他の支援センターは電話予約なのですが、coしぶやはネットでの予約が可能!
ネット予約は24時間可能なので、とっても便利です。
・人が蜜にならないように調整されている
9時半〜・12時半〜・15時〜の3部の予約制です。
しっかり人数が調整されているので、混雑することなく、遊ぶことができました。
・子ども1人に対して、同伴できる親が3名までOK
パパと一緒に行けるというのも嬉しいポイント。
他の支援センターの場合は私と息子で行くのですが、パパも支援センターデビューしてきました!
と、嬉しいポイントたくさん。
そして、支援センターなのでもちろん無料で遊ぶことができます。
この後、中の様子をご紹介しますが、このクオリティの遊び場が無料って、本当にすごい。
館内の様子
それでは順番に館内の様子と実際に利用した感想をご紹介していきますね。
1階〜大階段
施設に入ったらまず目に入るのは大階段。
早速のおしゃれ空間に圧倒されます。
それもそのはず、なんとこの施設、空間設計・デザインを良品計画が担当したそうです。
さすがMUJIさんだな〜、と感心。このスペースは予約不要で開放されている場所です。
階段横には、絵本がたくさん並んでいて自由に読むことができます。海外の絵本など見たことないのもありました。
階段1段ずつが大きめなので、小さいお子さんはちょっと注意が必要かも。
3階の広場
今回、私達がcoしぶやに行ったメインの目的は、こちらの広場で遊ぶこと。
1階からエレベーターで直接行くこともできるし、2階から階段をつかって行き来することも可能です。
3階のエントランスで、予約時のメールに送られるQRコードを使って受付します。
早速中に入ってみると、この空間!きれい!
初めての利用だったので、保育士さんが全体の利用方法を説明してくれました。
まだオープンすぐだからなのかもしれませんが、常駐の方の人数が結構多めだったので、困ったことはすぐに聞くことができました。
ちなみに運営がまちの研究所さん。レッジョ・エミリア教育をしている、まちのこども園を運営している会社です。
coしぶやにいるスタッフさんの中にも、こども園で働いていた保育士さんもいたりするんだとか。
3階の広場は、走り回れる幼児と、ゴロンしている乳児も同じ空間で遊ぶ空間です。
木のトンネルで区切られている空間の内側に、いくつかプレイマットが敷いてあって、そこはゴロンで遊ぶ子たちにちょうどよい感じでした。
他のスペースにも、プレイマットがしいてある場所があったので、ある程度走り回る子たちと別れて遊べそうです。
もちろん、授乳室・オムツ替え台なども充実していて、安心して遊ぶことができました。
3階のおもちゃについて
置いてあるおもちゃも他の支援センターとは一味違う。
普通の支援センターは、プラスチックや電子音の鳴るおもちゃが多いのに比べて、こちらでは、木製のおもちゃが多め。
手触りやデザインが良いものがたくさんあるのが、とても良かったなあ。
息子のお気に入りは、この車がカタカタ落ちたり動いたりするおもちゃ。
どこに行ってもこのおもちゃがあれば結構集中して見てくれます。(と言いつつ、この写真では全く見てない。笑)
あと、この丸い部分は木製のトンネルみたいになってて、中に入って遊ぶことも。
もちろん息子はまだ動けないので座ってニコニコするだけ。かわいいぞ。
2階のカフェ
今回私達は、3階の広場を9時半〜11時半の2時間の枠で予約していましたが、息子は11時くらいに疲れてしまったので、広場からは早めに退散。
11時で、まだ2階のカフェのお客さんがあまりいなかったので、お昼ごはんを食べて行くことに。
ちなみに、席数はあまり多く無いので、11時半に3階の広場終了後は、3階で遊び終えた方が多くて、待っている方もちらほら。
午前の広場を早めに切り上げるか、午後の広場の予約の前に来るとかだとスムーズに利用できそうでした。
この日のメニューは定食とカレーの2種類。夫婦2人ともカレーをチョイス。
テーブル席には、ベビーチェアを利用することができます。
ベビーチェアはサイベックスのレモチェア。かわいいな。
また、窓際には畳のお席も有りました。
まだベビーチェアにうまく座れない息子は畳の席を利用しました。
あまり広くはないので、動き回っちゃう子は食事中はちょっと注意が必要。
ただ、クーファンの貸し出しもあるので、寝返りできるくらいの子だったらクーファンを利用しても良いかも。
コロコロ転がる息子も案の定お借りしました。初めてのクーファンに興奮して、広場で遊んでいた時以上に楽しそうでした。笑
2階のプレイグラウンド・アトリエ
息子にはちょっとまだ早いので、今回は遊んでいませんがアトリエではいろいろ作ったりできるのかな。
プレイグラウンドはこのボックス?棚?みたいな中に入って遊べるみたいでとっても楽しそうでした。
1歳こえてからぐらいだと楽しめそうな雰囲気でした。
利用した感想
ということで3時間程、しっかり満喫しました。
区の施設であるということを忘れてしまうくらい、とっても良い施設。
まだ、知名度が低いので、カフェとかもスムーズに入れましたが、今後お客さんがいっぱいになっちゃうんじゃないかなと心配になる施設でした。
子連れスポットといっても6カ月未満の子があそべる所ってなかなか少ないけど、ここなら安心して遊べました。
渋谷の真ん中とは思えないほど楽しくてゆったりした時間が過ごせる、おすすめスポットです。
※2021年8月現在の情報です。訪れた時点で、息子は5カ月。
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